発声のしくみ
発声というとまずはじめに思い浮かぶのは声帯だ。
人間の身体を楽器に例えると、声帯はサックスで言うところのリードになる。
人間は、声帯そのものは直接動かすことはできない。
呼吸をコントロールすることで周辺の筋肉も含めた声のコントロールをおこなっている。
そのコントロールを行うためには腹式呼吸の訓練が必要になる。
よく「大きな声を出すには腹式呼吸が必要」と聴く事があると思いますが、それはこういった理由になる。
ちなみ声帯を振るわせただけでは、人間の発声にはならない。
ここで言う発生とは言語という意味だ。
共鳴で響きを与えて人間らしい声にするという過程がある。
その声を口腔や唇や下を使って言語化するのだ。